2018年9月14日金曜日

平安時代から愛されてる ドクダミ(毒矯み)

ドクダミ(毒矯み)


基本情報

花言葉:白い追憶、野生
花期:初夏 6月~7月
誕生花:5月15日
学名:Houttuynia cordatam
科名:ドクダミ科ドクダミ属
分類:多年草
原産地:日本



撮影地


北陸地方 福井県 中池見湿地




撮影日 2016-05-29


撮影日 2018-06-02


豆知識 

ドクダミには様々な効能があり、「毒を抑える」から「毒矯み」と
名付けられたとか…

「矯」は、訓読みで矯める(ためる)と読み「正しく直す」という
意味があります。

別名も数多くあります。
 之布岐(シブキ)、毒溜め(ドクダメ)、地獄蕎麦(ジゴクソバ)、
 魚腥草(ギョセイソウ) etc…
どれも怖い名前ですね。

ドクダミの生薬名を「十薬(じゅうやく)」と言い
昔から用いられてきた優れた薬草です。

葉や茎には、解毒作用利尿作用、殺菌・抗菌作用があり
どくだみ茶として飲用したり天ぷらにして食べたりされています。
お風呂に浮かべてもいいそうです。
独特なな臭いがしますので苦手な方は、避けた方がいいようです!

一見、花に見えるのは葉が変化した(ほう)と呼ばれるもので
花は、真ん中にそそり立つ黄色い棒状の部分です。

ヤマボウシの花と同じですね。

ヤマボウシ



野山の木陰で群生しているドクダミの花たちはとても美しいです。


では、また…

そう言えば
ドクダミは、とても繁殖力旺盛なので庭に植え付けると
瞬く間に増えます! 場合によっては、庭の草花を壊滅させて
しまう恐れがあります。

一旦、増えたドクダミを駆除するは大変ですので...
庭に植え付けようか?」とお考えの方は
どうか慎重に慎重に決めてください。

でも、野山に自生しているドクダミは、
一定の個数を 維持しているように見えます。
自然界における生物種間の関わり合いから生まれる
バランスなのでしょか?




1000年も前の平安時代から愛され続けながらも
あの強烈な臭いで敬遠されていた「どくだみ」が
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